シュ、テラ……[ 身を貫いた弾丸の熱さを感じながら、いつかのように、男は微笑む… ]貴女は、ほんとう、に…強く、なった…[ 失われていく血と共に、異形としての姿も解けて、今は、人の姿で ]とどめを…さしなさい…それが、貴女の…仕事、です…[ 謝罪の言葉すらもう、紡げない。せめてどうか、最後まで、勝手な男だったと、いつかそう気付いて、忘れてくれることを、祈るだけ** ]