―地下迷宮・玄室の一つ―[地下深い一室に銀髪の少女は姿を現す。 地上に居た際の威厳や風格は欠片もない。]・・・はぁ。つっかれたぁ。またしばらく、寝てたい・・・。あんまり合わないかも、今の子たちの感覚と。[時代が進めばそれだけ馴染みづらくなるだろうに、その事実からは目を背けて呟いた。豪奢なアンティークのソファに、ぐったりと寝そべる。]