『キューィ!』[ ヤクモが声をあげるのと、入り江に波が押し寄せるのと、どちらが先だったか ]んあ?![ 浅い眠りから引き戻されて、ディークは、ふるりと頭を振る ]ヤクモ、どう...『キュィ、キュィ!キュー!』[ どうした?と問うまでもなく、思い切り覚えのある陽竜のはしゃぎ方に、目を見開いて、文字通り飛び起きた ]まさか?!