[『死んだ』という物言いへの反応>>+3に、浮かぶのは微かな笑み]
そ、だから、『エトヴァルト・ヘルグリューン』ってのは、死人の名前になる訳よ。
王国じゃ多分、『処刑前に自決した罪人』とかって扱いになってんじゃねぇの?
[軽い口調でさらりと返し。
即席の酒席を用意して更に話を請う様子に、笑みは更に深くなる]
酒? いけるけど……てゆーか、準備いいんだねぇ。
[どちらにしろ、休憩も必要だったし、と。
促されるままに腰を下ろして]
まー、『死んだ』理由は、さして面白くもないんだけどな。
[そんな前置きから始めるのは、自分の──というか、『エトヴァルト』の死にまつわる出来事。
……なお、転移の後しばらく大量失血のせいで動けなくなって、とんでもサバイバルを強いられていた、というのは、余談である。*]