―2日目・AM7:00・救護室―
[別のベッドから聞こえてきた声>>+2に反応して視線を向ければ、そこには昨日親しくなった男の姿があった]
……あー、トールか。お前も体調不良ってやつ?
ツケっつーか、むしろ討伐訓練頑張ったご褒美だったはずなんだけどな。はぁ。
こうなったら仕方ねえ。ここでのんびり過ごすか。
[まだ喉が腫れているのかイガイガするし倦怠感もある。訓練に参加するのが可能な体調でないことを認識すれば、諦めは早かった。一緒に収容されている男が話し相手として退屈しなさそうだという判断も、この状況をあっさり受け入れた理由である]
てかこのモニターなんだ?
[身体を起こしモニターの電源をつける。映し出されたのは館内の様々な施設で、合宿生達の行動も鮮明に捉えられていた]
うわ、監視カメラついてたのかよ!
俺の昨日の行動も全部見られてたっつーこと!?