―――はっ![顔近く、首元へとたどり着くと、下から真っ直ぐ上へと一線し、犬の首を削ぐ。ほぼ同時に反対側からも一線が飛び、犬の首はぼとりと落ちた。ソマリがリボンを2本、引っ張り取って離れる。同時にミヒャエルが首を固定にかかっただろうか。尻尾にはまだ苦戦しているだろう。こちらは先ずそれを手伝う事にした。]