…………余計なことを。
[蓮魔が何を為したが、まだはきとはわからぬが、氷華は眉顰め独り言ちる。
その声はハルトに届いたか否か。
ハルトはと言えば、支えを辞したにも関わらず、まだその場に残っていた>>13]
私にそんな力など――……
……待て、どういうつもりだ。
[祟りがどうのを否定している間に、ハルトから腕が伸ばされていた。
人、熱を持つ生物との触れ合い。
激しく拒絶をしたかったが、そも逃げられるなら苦労もせぬ]
[結局、不服の雰囲気を全身から溢れさせながら、蓮の花の上へ乗ることになるのだった*]