──── カークの後ろ (移動中) ────カーク……ハダリーさんが人狼って本当に…?[返事が返ってこないのはわかっているけれど。信じられなくて、信じたくなくて。何故そう言えるのかという疑問も吹き飛んでしまうほどだった。────私を助けてくれた人が、人狼なんて…ふと目を伏せる。こんな時、壁にぶつかって痛い思いをしないのは本当に便利だと思う。]どんな事実も受け入れなきゃ。仕方がない事なんだから。事実に私の想いなんて、関係ないもんね。