― 銀嵐の中 ―[おう、不満はやはりたらたらの様子だな。なんて眺めた感想を浮かべた>>+5:209] ………… ………… ……理解はし―…… …… ああ、そうだろうな。それは悪い。[そして何かを口走ろうとしたが、次の時にはにこ、と笑顔が自らの言葉を捻じ伏せていた。追求の手を緩める、ヨアヒムの様子に便乗して、斜構えな表情が微かに漏れていたのだった]