[そろそろかな、と昨日ヴィアがしてくれたように、今度は自分がローレルを迎えに行く。ロビーにいた人たちも来てくれただろうか。]
いらっしゃい。部屋が割り当てられているみたいよ?
嫌な部屋なら言ってね。私が交渉して違う部屋に変えてもらうから。
[と、案内板を示しながら言う。
1なんてことない洋室
2なんてことない和室
3天蓋付きキングサイズベッドのあるロココ調
4ピンクが基調の回転ベッドのあるラブホ調
5トランプ柄をモチーフにした赤と黒の部屋
6中庭にテント]
あーと、お見舞いだけど、私が先に行くから。
あなたはまだ行かなくていいから、ちょっと休んでてね。
[ローレルにそう声をかけ、にっこり笑う。]