[ゲルトが思い切りないと否定したワンピース>>0を着ている神父は、くしゅんと軽いくしゃみをしたあと、周囲にいる人を見渡した。]さて、そろそろ捜索を開始しましょう。私も宿屋に知り合いを待たせていますから、なるべく早く戻ってあげたいのでね。[そう言いながら一歩踏み出た先、5・6メートルほど先の地面からは、半分わたがしの雪に埋もれそうになりながらも、チョコレート色の乾パン>>3:50が可憐な花のように咲き誇っていた。]