燃える・・・・・・
私の要塞が・・・・・・
[門が破壊され火を放たれ、壮観な砲台群は折れ曲がり、華やかだった騎士達は次々と斃れていく。
やがて大勢決すると、息のある者は陵辱され、散々に弄ばれた後に見るも無残に殺されていく。
そこにはもうアイリの知っているゾネスは何一つ残っていなかった。]
もう・・・・・・見たくない・・・・・・。
[目を逸らす、その光景はどれだけアイリの心を闇にかえていったか。
足元を見るとボオっと少しずつ消えかけていく。
死して尚、終わらない惨劇に心は折れて存在する意味も失っていく*]