[赤の龍を脇差に纏い、間合いへと飛び込んでくるイェンス>>*1。あれは先程の赤い雷矢よりも威力が高いものに違いない]出し惜しみ無し、だな。[小さく笑うと、前に出していた左腕を手首のスナップだけで振り、手の中に握り込んでいた数発の弾丸を、振り切られる一閃に対して投げつける。これもまた鋼鉄の塊だ。少しでも威力が減じればと放った小細工。勿論、こんなものは本命ではない]