...っ![ シュテラの顔に再び浮かんだ微笑みに、男は息を詰める ]シュテラ、貴女は......[ 迷いに足元を掬われるな、と、そう言った銀月の奏者の声は今も耳に残る、けれど ]ぐ...[ 揺らぐ心の隙をつくように、内部で暴れ出すモノの気配に、眉を潜めて、刃を揮うことも、引く事も出来ぬまま、向けられた銃口を見つめた ]