[体重と速度を丸ごと乗せた石突に、軽い手ごたえがある。>>0:80一撃を見切り最小限で避けるのはダーフィトならではだった。空間を制し距離を取らず取らせず旋風巻くように刃を走らせる。その軌跡は、目の覚めるように鮮やかだ。 たまらないな。と、呟く内心には笑み。感嘆の内にも身体は動く。刃合わせる相手に導かれるよう、最適の解を目指して。]