道のりは険しくて、きっとこの記憶は――世の理で消えてしまうけれど。いつかまた。会いましょう。未来で。わたしではない”エレオノーレ”。それでもわたしである”エレオノーレ”あなたの幼い心と、思考ではこの意味はわからないでしょう?だから、この手紙は。エレオ、あなたが理解した時にトーマスに渡してね。きっとあなたは、わたしと違い。幸運を運ぶ渡り鳥ではなく地を歩くひとりの少女と成り果てるとしても。 未来のわたし。あなたを誇りに思うわ。 from Eleonoreエレオノーレ