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いくらでもって、そんな…、
[ 本気で言ってるのは間違いない。
それだけ夢中になってくれるのは嬉しいことだが、迂闊に頷けば、魔物の精力が尽きる頃には、こちらは正気でいられないのではないかと思う。]
…口で受ければ、零さないで済む ?
[ 流してしまうより食べてしまえたらなどと、我ながら変態っぽい。*]
[首筋に触れられた彼の体に漣が走る。
吸われる官能を身体が覚えているのだろう。
いつか、吸血だけで達けるようになるかも。
そんな妄想をする。
けれども、不確かな未来は彼の言葉で吹き飛んだ。]
―― なるほど …
そんなふうに思ってくれたとは。
[早く欲しいと肯定した上で、共に達した証を失うのが惜しいと言うのだ。
愛おしさで胸がはち切れそうになった。]
[ならばそれこそ、溢れるほどに注いでしまおうという意気込みがそのまま発揮されていたら、おそらく彼が懸念する事態が起きていただろう。
だが続く言葉はさらに意表をつくものだった。]
――… 口で?
ああ、もちろんだよ。
君が飲み干してくれれば、私が君の一部になれるね。
[彼の方からそんなことを言い出してくれるなんてと、驚きと嬉しさで声が弾む。]
湯の中ではしづらいだろうから、また出ようか。
先ほどの寝椅子では狭いかもしれないね。
もっと広いところで、寝転がってしよう。
[嬉々として彼を抱え、そのまま湯から出て飛んでいく。
魔鏡は距離を変えずについてきていた。*]
[ 唐突な発想だったが、ギィは喜んでくれたようだった。
そもそも、彼はいつも肯定的で前向きだ。
彼にとっての一部を分け与える、ではなく、彼が一部になってくれるという表現にも、彼の惜しみない情が見て取れる。
そんなところも、愛してる。]
ああ、おまえが欲しい。
[ 運ばれてゆくことに否やもなく、彼に身を委ねる。
鏡が当然のような距離感でついてくるのを、どこか微笑ましく思って笑った。*]
[空中を滑りながら、弾む心のままにくるりと回転する。
飛行の最後には自分の背中から着地して、そのまま横向きに回り、彼と並んで横になった。
床には柔らかな布が敷き詰められ、その下は砂地になっている。さらに下には湯が通っているので、布の上も温かい。]
まずは抜いてしまおうか。
零さないように気をつけて。
[言葉を掛けてから、ゆっくり身体を離す。
と見せかけて再び突き入れたりして、戯れながら彼の中から自身を引き出した。]
栓もしておこう。
君がうっかり零してしまわないように。
[抜いた後の後庭にすかさず指を押し当て、質量ある闇を流し込む。
隘路を遡る闇は太さを増し、先ほどまでそこを占めていたものと同じほどの大きさになった。]
どうすれば良いか分かるかい?
[互いの身体を拭ってから、改めて向き合う。
彼が誰かに口でしたことなど無いとは思うが、知識はあるだろうか。]
私が実演してもいいけれど、君を達かせるのも達かせないのも辛そうだからね。実際にしながら覚えればいい。
[ 運ばれた先はエリア全体が寝床になっているような不思議な場所だった。
これも文化の違いだろうと、連鎖的に郷里のことを思い出したが、そこはもう帰りたいと渇望する世界ではなかった。
ギィとこうなる前だったら、いくらかの悲しみはあったかもしれない。
けれど、もはや義務感だけを残したセピア色の情景だ。]
ギィ、 おまえの手管には本当に驚嘆しかない
[ 栓をすると言われたのもそうだと苦笑しつつ、彼に協力して足をあげたりする。]
[ 彼のを飲む、については、口を開ければ彼がそこに入れてくれるようなことを予想していたのだけど、別の方法がありそうだった。]
教えてほしい
[ 教授料だと、彼の体のあちこちにキスを降らせた。*]
[教えて欲しいという彼から、キスの雨を受ける。
これほど生徒が熱心だと、教える方にも熱が入るというものだ。
お返しに彼の胸元にキスマークをつけてから、大きな丸いクッションに身体を落ちつけた。]
まずは手でしてみておくれ。
自分でしたことはあるだろう?
同じように、私に触れて。
[自身の屹立に甘く香る香油を垂らして彼を呼ぶ。
彼が自慰などしてこなかった可能性もあるけれど、その時はその時だ。*]
[ ギィの唇が胸に烙され、牙をたてずとも跡を残すことができるのだと知る。]
これは素敵な印だ
[ そうして、香油の滴る熱源にそっと指を添えた。
これが、自分を何度も貫いた殊勲者だ。
可愛いような、弄り倒したいような。
撫でたり揉んだりしているうちに、香油の香がいっそう立ってくる。]
次は砂糖でもまぶす ?
[ くすりと笑いながら、下の方へも指を伸ばして転がしてみた。*]
うん …、 素敵だ
気持ちい い …っふ
[彼が柔らかな手付きで雄を揉みさする。
声を抑えることなく、快感を汲み上げた。
彼も楽しんでいる様子で下の方まで指を伸ばしてくる。]
そこも、いいね。
あぁ… 腰が浮きそうだ ……んっ
[腰を動かして手に押しつければ、新たな刺激にまた声が出た。]
[彼に丹念に触れられた屹立は、先ほどよりも大きくなっている。
せり上がる欲望は、次の段階を求めた。]
砂糖はないけれど、舐めてみてくれるかい?
舐めたら口の中に入れてみて。できるだけ奥まで。
舌と唇で、私を達かせてみて。
[新たな指示を出して、彼の髪を撫でる。
たくさん食べて欲しいと微笑んだ。*]
[ この手で彼に快感を得てもらっていると考えると、浮き立つ気分だ。
睦合う間、彼が笑顔でいたのが理解できる。
奉仕することは喜びだ。]
いいとも
[ 口で愛撫してみてという指示に、チロリと舌を出して見せた。
舌と唇の使い方のコツを掴むまで、まずは先端を舐めたり、軽く含んだりしてみる。
それから、だんだんと全体へ。
歯を押し当てたら、やっぱり痛いんだろうか。
わざとはやらないけれど、いろんな舌使いや強弱を試してみた。*]
[口でという指示に、彼は忌避感を示さなかった。
ちろりと舌を見せる仕草が愛らしい。
初めはひとつひとつ確認するようだった舌使いも次第に滑らかになって、様々な技を使うようになってきた。]
そこ、 そこが気持ちいい …
舌先で、つついて …あっ、いい……
音を立てて啜ってみて 、 そう…あぁ、うん、
とても良いよ、 あぁ…好きだ ……
[してほしいことを伝えながら、彼の口技に身を任せる。
愛しさと快感が共鳴し合って、身体の奥がふつふつと沸き立ってくる心地がした。]
少し動くよ。
[快感に突き動かされるまま、腰を揺らす。
喉奥を突くほどの力は込めないけれど、彼の口を犯す構図に興奮する。
両手で彼の頭を挟むのは愛しさの表れであって、無理矢理掴んでいるわけではない。
奔放に突き動かしたい欲望を制御しながら、彼の愛技に没頭していく。*]
[ どこをどんな風にするといいのか、ギィが言葉にして伝えてくれる。
初めて体験する身にはわかりやすくてありがたい。
最初のうちはいちいち考えながら対応していたけれど、次第に、彼が感じていることがわかるだけで興奮してきた。
別のことに口を使っていてしゃべれない自分の代わりに声を出してくれているような気もする。共鳴だ。]
んふふ
[ くぐもった笑いと、輪にした指で彼の芯を撫であげることで、愉しんでいることを伝えた。]
[ 続いて、舌ばかりでなく口全体を使って刺激する方法を教わる。
彼が動いているというのがいい。
じっとしていられない感じが伝わってくる。
そうだ、もっと擦り付けて。
まだ嵩を増す存在感に目を細めながら、いつ出されても零さないよう吸引を強めた。*]
[今やもう、細かな指示など出さずとも、欲しいところに彼の舌や指が触れてくる。
時折零れる笑いが、彼もまた喜んでいると伝えてきた。
愛を重ねるたびに、きっと彼は才能を伸ばしていくだろう。
この先幾度でも愛し合いたい。
未来の光景に、胸が躍る。]
[吸い付く強さが増して、背筋がゾクゾクと震える。
気持ちいい。たまらない。感じている。愛しい。]
ああ、…もう、 たまらない
[膨れ上がった愛が出口を求めて暴れ出す。]
いくよ …!
全部、 受け止めて …っ
[蕩けた吐息と共に、彼の舌の上に溢れる思いを吐き出した。*]
[ ギィの声の粘度が上がり、限界が近いことを知らせる。
それをこんなに間近で経験できることの幸せに酔いしれた。
一瞬でも気を逸らすまいとするから、言葉に紡ぐことはできないけれど、全身全霊をこめて彼に愛を注ぐ。
彼もまた、思いの丈を解き放った。]
ん、 っふ
[ 飲み込む前に口の中で転がし、味と匂いと舌触りを確かめる。
そうして、自分の一部になれと命じながら、ゆっくりと喉を降らせた。
この先、幾つの夜を共に過ごそうと、始まりの記憶は大事に語り継ごう。
残さないよう舌で彼の塔を拭いながら、微笑みが止まらない。*]
[己の放った愛欲が、彼の喉を下っていく。
そのさまが限りなく愛おしくて嬉しくて、彼を抱え上げて接吻けた。]
ウーヴエ、愛している。
これでもう、私たちはひとつだ。
私の生涯をかけて、君を愛すると誓うよ。
[滾る想いを言葉にして吐き出す。]
君を私の血族に迎え入れて永遠を共にしたい。
そうすれば、今よりずっと気持ちいいことが出来る。
君をもっと喜ばせたい。
[血族に迎え入れる、すなわち彼を人間の生から離れさせ、魔の領域に連れてくることを望む。
言葉通りの永遠の誓いを以て、彼を求める。]
私と共にきてくれるね、ウーヴェ。
[互いの息を交わす距離で、真摯な眼差しを向けた。*]
[ 再びギィと顔を突き合わせ、接吻けを交わした。
彼とひとつになれたという喜びに、生涯の愛を誓う言葉がさらなる幸福をもたらす。]
望むところだ。
[ 快楽もさることながら、彼と共に過ごす未来を求めて頷く。]
ギィ、おまえを愛している。
[ 彼の顔を手のひらで束んで、音高く接吻けた。*]
[彼からこだまのように愛が返る。
愛は互いに送りあうことで、何倍にも共鳴するのだ。
高く鳴る接吻けは、祝福の鐘のよう。]
ああ、ここから、
新しい日々を始めよう、ウーヴェ――
[もう離さないと、固く抱きしめる事で伝えて]
では次はどうする?
君が舐められてみるかい?
それとも私に入れてみたい?
改めて寝室に行ってもいいね。
水の中でもっと楽しいこともできるけれど。
そうだ、
ちょっと変わった浴槽もあるから、次はそちらで…
[彼としたいことがいくつもいくつも溢れてきて、しばらくは止まりそうになかった。*]
[ ギィから抱擁をもらい、そのまま共に横たわって彼の計画を聞く。
後から後から迸るようにお楽しみを並べ立てる彼を微笑ましく見守った。]
おまえと出会えて本当に感謝してる。
[ いつか、二人であの密林を再訪するのもいいかもしれない。
彼の体に腕を回して寛ぎながら、彼と育む愛に満たされていた。**]
[幾日かの後。
ウーヴェの故国に、引き裂かれて血を吸った彼の衣服が届けられる。
獣に食われたとおぼしき遺品を目にして、人々は『領主はもう亡くなったのだ』と理解する。
爵位の継承は問題なく行われ、盛大な葬儀の後に伯爵の弟が領主の座に着くだろう。
届けた者たちは調査団だと名乗る2人組の男であったが、それ以上の事は誰も知らず、不思議と詮索されることもなかった。
ふたりが何者であるかを知るのは、彼ら自身のみである。***]
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