情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
『何をそんなに泣いているんだい。
迷子になった時の魔法の呪文は、昔も今も変わらないと、あの時ちゃんと教えてあげただろう?
…思い出せないなら、”ドロシー”に聞いてご覧?と。』
[”ドロシー”と、此処には居ない少女の名を呼びながら、悪戯っぽく笑う彼の視線は、足元に。
めをぱちくりさせて、足元を見る。此処に来た時の侭の衣装の自分と
…同時に、もう一人の自分も一緒に]
[…足許に、視線を落とす。
クローゼットに用意されていた、薔薇の飾りの赤い靴を穿いた、足元。
ふと思い出して、思わず笑った。
昔膝の上で読んで貰った懐かしい記憶…]
[お気に入りの魔法使いの出てくるあの絵本。
あの頃から、憧れていた『魔法使い』はただ一人きりだけれど]
……踵を三回鳴らすやつ?
幾つの頃の話さ、それ。僕もう子供じゃあないよ。
やだよ、おうちになんて帰らないんだから。
酷いな、折角ローゼンさんに逢いに来たのに…。
[拗ねたように唇を尖らせて、甘えて縋る手を解けば、彼がクローゼットに用意していた髪の色に似たワンピースの裾をふわり広げて一回転して、お披露目を]
クリスマスらしくおめかししたんだから、今夜は一緒に過ごしてくれたっていいでしょ?
ねぇ、僕の魔法使い様。僕のお願い、叶えてよ。
[上目がちに彼の顔を覗き込む、子供の頃から変わらないおねだりのし方に、二度目の、仕方ない子だ、を零しながらも優しく笑うその腕に抱き付いて]
>>48
…ん、じゃあ連絡先、渡しておく。
[船員に紙とペンを借りて、その場で連絡先を書いて、ノトカーに渡した]
そしたら俺は、ノトカーから連絡が来るまでにもっと難しい薬を研究してみようかな。
…そろそろ、本腰入れて取り組みたい、し。
[本来は家の女の人が受け継いで来た、魔法薬。男には別の、魔法道具を作るという仕事があったのだが、貧弱な自分はそれを受け継ぐ事ができなかった。だから、趣味の延長のような魔法薬作りをしてきたのだ]
婆さんに土下座ついでだ、田舎を出る許可を取ってみる。
もっと魔法薬の事を学んで、どっかの研究室にでも入れて貰おうかな。
[そして外で学んだ技術と、家の技術を合わせていつか新しい薬が作れたらいい、なんて思った]
[……彼の腕を引いて、けれどふと、動きを止める。
もう一人の、それは元の世界の自分を指した心算だった。
けれど頭に浮かんだのは、幼い少女の横顔だった。
寂しさを心の底に隠して笑う、昔の自分のような。
幼い日の自分はローゼンさんに出逢えて、
「寂しい」と手を伸ばす事を教えて貰った。
けれど、彼女は、未だ、きっと……]
……ローゼンさんは僕を迎えに行ってね!
絶対!絶対だからね!!
[縋った腕を自ら解いて、駆け出した。
赤い世界に独りぼっちの少女を探すために]
……っと、ごめん、痛かったね!!
[『それでは窒息してしまうよ?』と笑うローゼンさんの声に窘められて腕を解けば、コートのお披露目が再開されただろうか。
可愛いおねだりには、嬉しそうに微笑んで笑顔で応えて手を差し伸べる]
勿論!一緒に行こう!!
ふふっ、ご馳走あるかな?ドロシーはなにが好き?
[彼の腕を離れ、小さな手を取り歩き出す姿を優しく見守る視線を背に、パーティ会場へと、共に。
パーティが終わるまで、まるで仲の良い姉妹の様にずっと彼女の傍で過ごしただろう。
それは少女の願いでもあり、自身の望みでもあった。
傍に居て欲しいと願い、独りぼっちの自身の前に現れてくれた、あの日の、お返しができれば、と*]
[立ち去るノトカーに別れを告げて。二人きりの大広間には聖者が広がった。
ジークに引き寄せられ、そのまま肩に顔をうずめる]
ん…、いや、寝るのはなんだか勿体ない…。から、もう少しこのままで。
なぁ、ジーク。俺達お互いどこに住んでるのか、連絡先も知らないよな。
[ずるり、と頭がジークの膝へと降りて]
…船、降りたら。取り敢えず連絡先、交換しようか。
[そう呟いて、夢の世界へ。
目が覚めたときにはもう、港へ着いているだろう*]
―月日は流れ―
[長い船旅が終われば、船上で共に過ごした人達はそれぞれの生活へと戻って行く。
その後も変わりなく過ごす者。それからの生活に大きな変化があった者。人によって様々だっただろうが、いずれにせよ等しく時間は流れていく。
それから数年の月日が経ち、ここでの出来事が遠い日の思い出となった頃。
かつての参加者達の元に、一通の招待状が届くだろう。
当時アルバイトをしていた緑髪の少女には、正式な客として、
父の招待状を盗んだお転婆なお嬢様には、ちゃんと少女本人へ、
もちろん、たまたま迷い込んだ商人の青年にも。]
[>>44出口へと向かう少女の姿を見つけて、声を上げる]
ドロシー!お願い、ちょっと待って!!!
[叫ぶと同時、大広間の階段の手摺をショートカットで滑り降りるお転婆に、階段の上のローゼンさんが呆れ交じりに笑ってる、然して息を乱すでも無く、追いつくのはすぐの事]
これ、……僕とローゼンさんから、
遅くなったけど、クリスマスプレゼント!
[そう言って、差し出すリボンを掛けた大きな箱。
綺麗に包装されたその中には、少女と同じ名前の主人公のあの絵本と、パーティの夜から履いている薔薇の飾りの赤い靴と、揃いの靴。
魔法が込められたその靴は、少女の成長に合わせてこれからもサイズを変えて行くだろう]
「そう、君の友達も皆、連れておいで。
僕の船で一週間、クリスマスパーティを愉しもうじゃないか。
船の中で楽しめるよう、催しも考えておくよ。」
[そんな言葉が添えられた招待状。
その差出人は―――]
…ふふ、イェンスはまず、着いたらスマホ買った方がいいんじゃない?
[なんて笑いながら。
連絡先も知らない間柄なのに、色々深く知ってしまったな、なんて
ぼんやりと馳せるまま。
彼がうつら夢の世界をたゆたえば
己は、彼へ歌を歌おう]
逢いたくなったら、いつでも遊びにおいでって。
もう一つの我が家だと、そう思うと良いって。
[興奮気味に話すから、言葉が大分足りない。
そんな説明で伝わる筈はないと、遅れてのんびり追いついたローゼンさんが説明を足してくれるだろう。
絵本の中の少女のように、踵を3回鳴らして呪文を唱えれば、赤い世界の少女と、アイリが、何時でもローゼンの屋敷で再び逢う事が出来ると。
少女の返事を聞くより先に、膝を付いてぎゅっと小さな身体を抱き締める]
僕、ドロシーが居ないと寂しくて死んじゃうから、
偶に遊びに来てね!きっとだよ!!
あと、これ、僕の連絡先入ってるから!
何時でも連絡して来てね!!
[此処で少女が使っていたスマホをそのまま、少女に渡す。
ぜったいだからね!と泣き出しそうな顔で縋れば、どちらが大人か判らない、赤い世界で初めて逢ったあの時の記憶が、二人に蘇ったかもしれない*]
Promenons-nous dans les Glosbe
(温室へお散歩へ行きましょう)
Pendant que le Monsieur.Rosenheim n’y est pas.
(ローゼンさんがいないうちに)
Si le Monsieur.Rosenheim y était
(ローゼンさんがいたら)
Il nous mangerait
(私達を食べてしまうでしょう)
Mais comme il n’y est pas,
(でも、いないから)
Il nous mangera pas.
(私達は食べられないでしょう)
Monsieur.Rosenheim y es-tu ?
(ローゼンさん、どこにいるの?)
……
Mon petit lapin y es-tu ?
(かわいいうさぎちゃん、どこにいるの?)
Entends-tu ? ――…Ma chérie.
(聞こえてる? 俺の愛しい人)
/*
やっちゃって良かったのかなとビクビクしながら投下。
一緒に参加してくださった皆さん、村建て様、赤窓を囲んでくれたアイリとドロシー、ありがとう!またな!
/*
わあ、みんなのエンドロールがちょう素敵だった…
皆さん、ありがとうでした。
もしもまたこの編成で遊ぶ時はノトカーダミーにしたい(力説
あ、でも選択出来ないんだったかな…(´・ω・`)
/*
使用キャラゲルトにすればよかったかな(
あ、もちろんローゼンの大将にも送ったよ!みんなでいじめてあげてね!
/*
時間的に終わらなかったので諦めたアカウントは此方。
赤窓に来てくれた二人は本当にありがとう!!
ご一緒させて頂いた皆様、またどこかで!!
/*
というわけで皆さんありがとうです。
ゆるがちやランダ村ゆるRPえろぐろRP辺りを
立てたり潜ったりしてますので
何処かで見かけたらまた是非遊んでくださいな。
イェンスは長々エロルにつき合わせてしまってごめんね、ありがとう。
ではまた、どこかで!
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新