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始祖 は 始祖 に投票した
呪われし隻腕 ジェフロイ は 呪われし隻腕 ジェフロイ に投票した
ギィ は 始祖 に投票した
放浪者 クレステッド は 始祖 に投票した
海の魔物 シメオン は 始祖 に投票した
始祖 は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
恋人達は幸福そうに寄り添い合うと、もはや誰もいない村を去っていった。
同じ朱に濡れた掌を、しっかりと繋いで…。
名前 | ID | 生死 | 陣営 | 役職 |
---|---|---|---|---|
薔薇園芸家 ローゼンハイム | master | 襲撃死 | 村人 | 村人 (村人を希望) |
始祖 | ねこみち | 処刑死 | 人狼 | 人狼 (人狼を希望) |
呪われし隻腕 ジェフロイ | enju | 生存 | 恋人 | 恋天使 (恋天使を希望) 恋人★ ギィ |
ギィ | nekomichi | 生存 | 恋人 | 村人 (村人を希望) 恋人★呪われし隻腕 ジェフロイ |
放浪者 クレステッド | catroad | 生存 | 恋人 | 恋天使 (恋天使を希望) 恋人★海の魔物 シメオン |
海の魔物 シメオン | enju02 | 生存 | 恋人 | 村人 (村人を希望) 恋人★放浪者 クレステッド |
[ 牙列が相手の肉を噛む。
同時に、無数の針が全身に突き立てられた。
巨体のままならどうということもなかったろうが、人間サイズでは、それは体幹にまで達する。
むず痒いような怖いような感触。]
あ゛ あ゛ あ゛ あ゛
[ 身体を戦慄かせると、いくつものパーツに破裂四散して落下してゆく。
群体だったのかも。*]
[気づけば暗い場所にいた。
頭上に満月が無い。石壁に囲まれた部屋だ。
身を起こせば明かりがともった。
燭台の炎が、自分と、もう一人の存在を明らかにする。]
……愛しい人。
[囁いて、横たわる彼の上に屈みこむ。
眠る姫にするがごとく、唇を柔らかく触れ合わせた。*]
[隻腕の剣士が腕の中から消えていく。
彼が万全の状態だったら、消えるのはどちらだっただろう。
彼の腕が戻ったら、また戦ってみたい。
それにしても呪詛の傷とは、また厄介なものを背負っている奴だなと、少しばかり彼に同情した。]
[このままここにいれば、始祖に言葉を賜るのだろう。
そんな気がしたから、さっさと移動した。
連れを置いてきた水場に戻ると、なにか小さいものがわしゃわしゃと動き回っている。]
もしかしなくても、シメオンか?
面白い姿になっているな。
そら。これでどうだ?
[自分の腕を裂き、血を注いで与えてみる。
元に戻るかな。]
するべきはした。
見るべきも見た。
おおよそ満足だ。
あとは面倒に巻き込まれないうちに帰るぞ。
[運良く生き残っている奴がいれば、そいつが狩場だかなんだかを手に入れるだろう。
それでいいかな、と思う。*]
感覚器! 感覚器!
消化器はどこだー
えー、変なのとくっついた…
[ 大混乱していたモノたちが、再生能力の高い吸血鬼の生血を与えられて急速にまとまってゆく。]
おお、クレステッドか。
[ ひとりで遊びに行ってしまったのだと思ったけど、迎えに来てくれたことがどうやら非常に嬉しかった。
退屈よりも辛いこと、それは寂しさなのだなあ。
なんだか視界が潤んだ。粘液のせいかも。]
帰るのか。そうか。いいぞ。
なんなら一緒に海賊船でも襲撃しよう。
[ ご機嫌な様子で応えて、翼を生やしてみせた。ペンギンのだけど。*]
[ 魂を通じて呼ばれる感触に、目覚めの浜へ浮き上がる。
白檀にも似た香り。
ふっと息をついて目を開く。
微睡みに留まることはなく、すぐに状況把握をする。武人としての習性だ。]
…いい男がいた。
[ 覗き込む顔に手を伸ばしながら、唐突に告白する。]
また、したいと思う。
[ 負けたことは悔しいが、いつまでも拘泥してはいなかった。]
引きずってしまったか?
[ わずかに目を細めて、短く問う。
彼がここにいるということは、彼もまた戦線離脱したということである。
闘技宴上の正規パートナーではなくとも、互いの絆を思えば、連鎖落ちはありえないこともなかった。*]
[頬に触れる手に指を重ね、捕まえて口づける。
唐突な告白に、指の付け根を軽く噛んだ。]
あなたがそんな言い方をするなんて。―――妬ける。
[もちろんそういう意味でないことは知っている。
けれども、そんな言葉を使わせたこと自体に嫉妬してみせた。]
[引きずってしまったかとの問いには、首を横に振った。
揺れた髪の先が、彼の胸の上を滑る。]
私も、だよ。
不覚を取った …… けれど、
[顔を寄せれば、流れる髪は紗幕となって二人を外界から切り離す。]
―――あなたに呼び寄せられた、
と、思いたい。
[ほとんど唇が触れ合うほどの近さで、言葉を注ぐ。]
私たちがこうしてここにいるのだから、
私の子らも直に来るだろう。
そのまえに、 ─── しよう?
[最後の音は直接唇の中へ吹き込んで、体重を押し被せた。*]
[わきゃわきゃ大騒ぎしながら形が組み上がっていく様子は、見ていてなかなか楽しかった。
ようやく形の戻ったシメオンは、妙に感極まったような様子でいる。]
感動の再会というほど時間は経ってないぞ。
それとも獲物を持ってこなかったのが不満か?
[問いかけの口調だが、大して意味を持たない言葉を並べる。
戯言だ。仔猫と戯れるために振る、紐のようなもの。]
海賊船か。それは良い。
適当に喰い散らかして船を奪って、
あー。今度は船で海の旅ってのも良いな。
[誘われて話を広げる。
海賊船で冒険の旅。悪くない。]
[シメオンが翼を生やしてみせた様子にうははと笑う。]
飛ぶか?おまえも飛ぶか。
ペンギンでなくてトビウオの方がまだ飛べそうだぞ。
そうだ。おまえもっと小さくなれ。
なれるだろう?
[言ってから、自分もまた姿を変えた。
やはり巨大な鳥だが、今度はペリカンのように大きな嘴と袋がある。
ぱくりと呑み込んで顔だけ出せば、乾くこともないだろう。]
では行くか。
海についたら、今度はおまえの背に乗せろよ。
コバンザメになってくっつくのも良いか。
[先の計画をいくつも口にする。
暫くは退屈とも無縁だろう。
魔物という奴は寂しがりが多いからな、とふと思う。
退屈では死なずとも、孤独で魔物は滅ぶのだ。
そういう奴を知っている。
良い番いでもいればな。
なんて考えながら、ばさりと大きく翼を広げた。
それを探しに行く旅というのもまた面白い。*]
[ 妬ける、と目の前の"いい男"が言った。
そんな感情すら素直に伝えてくる彼が愛おしい。
ただ、それを素直に返す自分でもなくて、甘噛みされた指の感触に、わずかに首筋を染めた。]
おまえが不覚をとるなど、それこそ想定外の相手だったのだろう。
[ 詮索しても仕方のないことだ。ただ事実を容認して、栴檀の香りを飲み込んだ。]
[ 二人きりでいられる時間は限られている、と彼は囁く。
間もなくここへ来るだろうアレが、指示どおり凌ぎ続けたことは褒めてやらねばならない…と頭の片隅に置いておきつつも、積極的な彼のアプローチを遮ることはしなかった。
柔らかな唇に口を塞がれ、別種の格闘に身を投じる。
永劫を生きる身であっても、愛する者と過ごせる時間は矢のごときもの。
刹那に血を燃やそう。*]
[言葉にはされずとも、彼の全身が愛しさを伝えてくれる。
匂い立のはきっと、燃え立つ血の香りだ。
愛している、と囁いて、彼に没入していく。
全てを溶かして注ぎ込んで、ひとつにしてしまいたいと願う。
時間よ止まれ、と叫んだ者がいるというが、まさにそんな想いだった。
優秀な"息子"は、きっとその想いを汲んでくれるだろう。]
[彼に掛けられた呪いを解き、
何一つはばかることなく彼と会える場所を作る。
闘技宴で欲しかったものは手に入れられなかったけれども、機会はまたいくらでも作れるだろう。
今はただ、彼と交わす至福を、己の全てで*味わおう*]
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