人狼物語−薔薇の下国


376 【誰歓】恋人爆発!ハロウィン村!

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メモ履歴

帝国軍 タイガ

[あれから。
包帯に巻かれた身体でエレオノーレを追いかけたが、彼女の姿を見つける事は叶わなかった。]

…好きと言って…ない?
…イタズラ……だった!?

そんな事知るかっ!

…俺は! ……俺はっ!!

[その場で膝を折り、朝が来るまで泣き崩れた。]

2015/09/30(Wed) 22:45:01
帝国軍 タイガ

ー数年後ー

[敵陣へと果敢に突進していく兵士達。
その中にタイガはいた。
本来の地位で考えれば、司令官室で指示を出す立場なのだが。それでも彼は常に先陣に立っていた。

武勲に比例して上がっていく階級。
そして大きな屋敷を構え、グレートヒェンを正式にメイドとして雇い入れていた。

それでも。屋敷に戻る事は殆ど無かった。
『戦場から戦場へと。そして最前線への配属を。』
それが上層部へ出した希望だったからだ。
強制的に休暇を取らされた日には、各地の祭に出かけた。いる筈も無いのだろうが。

2015/09/30(Wed) 22:46:28
帝国軍 タイガ

それは、簡単な任務の筈だった。
人質を解放し、数人の反乱分子を始末するだけの。

反乱分子を一掃し、幼い…まだ少年だろうか。
人質に駆け寄ったところで、胸に激痛が走る。]

……っ!?
………ぐっ……………行け!
…………他の奴に見つかる前に!!

[心の臓めがけ胸に刺さったナイフが、こんな幼い人質さえ反乱分子の一員である事を示していた。

2015/09/30(Wed) 22:47:05
帝国軍 タイガ

その場に崩れ落ち、血の量で全てを悟ると
ふと空を見上げた。
走馬灯の様に駆け巡ると言うが、浮かんでくるのは祭で出会った彼女の姿だけ。]

もう…いいか。………充分だ。

[あの祭の日に出会った女性。
短い間だったが一生分の恋をした。
それだけで、元々身寄りの無いこの身には僥倖だ。

……そして、ゆっくりと目を閉じた。

やがて、彼の屋敷に一通の封筒が届くだろう。
屋敷を含む遺産の全てを、グレートヒェンに譲る旨を書いた文書と…彼が、この世の者では無くなった事を知らせる文書が。]*

2015/09/30(Wed) 22:47:29

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